「行ってきます」


まだ起きていないお母さんにそう言って勢いよく扉を開けた。


もちろん目の前には3人が居て、なんだか朝から目が痛くなってしまいそう。


眩しすぎて。


男の子を意識していない私でも眩しいと感じるくらいイケメンだ。


「おはよう、純恋ちゃん」


「はよ」


界の笑顔と彰の言葉でショートしそう。


なんでこんなに綺麗なんだか。


こんな綺麗な笑顔を見て女の子が騒ぎ立てるのも無理はない。