恋なんて私もした事ないし、青柳くんのこと好きかなんて私にも分かんない。


けど他の人と青柳くんは違うって思ってる。


それが恋なのかは分からないけど。


「あっ!やっと見つけた……!!青柳くん!日生さーん!!」


「ごめんね、遅くなって」


「有馬さん、界!!」


これ以上2人で居るのは気まずくて、2人の方へ走る。


ちょっと足が痛いけど青柳くんが絆創膏を貼ってくれたおかげで、少しはマシになった。


「じゃあ食べながら花火見ようー!」


有馬さんと界が買ってきてくれた焼きそばや、りんご飴。


わたあめとかを食べながら花火を眺める。