「うそでしょ....。」

それが私の第一声だった。

まずいまずいまずい.....。

「あちゃー。クラス別れちゃったね。残念、、」

優はA組。私はC組だ。

どうしよう。知っている人が1人もいない。

人見知りを極めた私にはとてもきついクラスだった。

「まぁ、場所は近いから何かあったらおいでよ。」

優は私とクラスが離れた方にあまり気にしていなさそう。

(あぁー、せっかくいい気分で来たのに。優と離れちゃった。ちゃんとやっていけるかなぁ。)

心の中で盛大にため息を吐きながら、私たちはそれぞれのクラスに向かった。