ガヤガヤガヤ

見たことのない顔で溢れている靴箱で、幼馴染の

中谷優《ナカタニ ユウ》を見つけた。

「おはよっ!!人いっぱいだねぇ〜。」

サラサラのロングヘアを手櫛でときながら私の所へやってくる。

「おはよう。そうだねー。クラスどうなってるんだろ。」

「一緒に見に行こ!」

「うん」

私は優と一緒にクラスのメンバーが書かれた紙が貼ってある場所に向かった。