大好きな彼が部屋から出てくるのを待ち伏せして、朝1番のキスのおねだりしようとしたけど…結果はあっけなく撃沈。 ちぇっ、残念。 「もうちょっとのところだったのにな……」 けど、失敗したにもかかわらず、顔が完全にニヤけているのが自分でもわかる。 「はぁ~ヤバいヤバい。顔がニヤけちゃう」 だって、今 宮本陸がここにいると言うことが ───なにより嬉しいから。