理由はただ1つだけ。


早くアイツの誤解を解きたかったから…それだけ。



そうして旧校舎の裏に着いた。



キュッと足を止めた先に立っていた人物は──・・・


昨日、俺に告白し胸の中に飛び込んできたと思ったら…その時 一瞬フラついた…アイツ。


「来てくれたんですね?」


「なんで俺のアドレス、知ってんだよ?」