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「あっ!陸くん、おはよう」


「……おはようございます」


制服に着替え1階に降りて行くと、朝食の準備をしている愛理の母親の姿があった。


「もう学校に行っちゃうの?まだ7時半だけど」


「今日はちょっと用があって……」


「そう。いってらっしゃい」


「……いってきます」


愛理、今日だけ…ゴメン。


昨日の今日だから…俺1人で先に登校したって知ったら、お前 また不安になるだろうな。


そんなことを思いながらも、俺はメールに書かれてあった…場所。


旧校舎の裏へ急いだ。