「ああ…わかんねぇ。俺、どうしたらいいんだ」


瞼を閉じると、浮かんでくる…アイツの泣き顔。


それがまた俺の胸を苦しめる。


「全然 寝れねぇし。アイツは寝たかな?」


頭から愛理のことが離れない俺は、無意識のうちに枕元に置いてあったケータイを手に取り、メールをしようとした。


口に出せなくても、メールなら…アイツになにかを言えそうな気がしたんだ。



 ♪ ~ ♪ ~



すると、タイミングよく着信音が鳴りメールを受信した。


「……え」