「俺は、服部結捺が好きだー!」


え....。


「お前が耳塞いで、目ぇ閉じて....聴こうとしねぇなら、俺は結捺に届くまで叫んでやる!」


「何十回でも好きだって!」


「衣舞くん....」


馬鹿だな、私は。


耳を塞いで、勝手に一人で、


壁作って。


でも、そんな壁を、


衣舞くんは、