「いや、あの…まったくの偶然なんだけど
ママに渉の事聞いた事もないし…」


「マジで!?やばくね?
運命じゃん」


運命の一括りにしちゃったんかいっ!


もう…


「真矢ちゃん、何でそんな笑ってんの?」


笑いがとまらなくなる。


「笑いすぎてお腹つりそう…」

「大丈夫?」


笑いすぎてるだけなのに

何でそんな心配そうな声出すのよ…


「渉って、ほんと…」


「ん?なに?」


「逆にペットにしたいくらい」


「え?俺がペット!?マジかー
噛みついて離れなくなるかもしれないけど
真矢ちゃんになら従順になれそうだわ」


「何それ…(笑)もう…渉には敵わないね」


もう、昨夜から一気に急加速なくらい
好きが暴走している気がする。