まあ、不思議な物を作ってきそうではあるが、と思ったとき、

「あのー、別に気を使っていただかなくて結構ですよ。
 ご当地メニューは屋台の方でも出してますから」
と前を歩いていた現地の若いスタッフが、はは……と笑って言う。