「茅柴が好きだからに決まってるだろ。地味とか派手とか関係なく、俺は茅柴が好きって思ったから付き合ってる」


「そうなんだ…。何か、ありがとう」


「顔赤いぞ(笑)…ちょっと休憩するか。飲み物買ってくるから、そこの椅子に座って待ってて」






私は顔を赤くしたけど、朔は耳を赤くしていて、お互いに赤みを隠すように散らばった。


大人しく椅子に座って、今の朔の言葉を繰り返す。





「私が好きだから…。私は、朔くんが好き?ドキドキはする。好きって言われて浮かれてるだけかな」