「…遊園地?どうしたの、このチケット」


「それは聞かなくて良いから。朔くん、土曜日空いてる?」


「うん。空いてるし、茅柴のためならいつでも空けられる」





私をドキッとさせる方法を知っているみたいに、さらっと嬉しい言葉が出てくる。




「良いプラン、ありがとな。じゃあ土曜日、八時に駅に集合な」