「旦那と行こうと思ってたけど、茅柴さんにあげる。これでイケメンくんと、恋に堕ちて来なさい」 それは学生の私に優しい、無料の招待券。 これなら、朔を誘ってデートができる。 「先生、神。絶対朔くん連れて来ますから。思う存分拝んだら良いから。チケット、ありがとうございます」 「楽しんできて。また感想も聞かせてよ。好きになったかどうか」 先生のナイスアシストに感謝をして、遊園地のお誘いをしてみることにした。