頭痛は治ったけど、まだここに居たら良いと謎の許可を朔からもらい、先生には朔から私の状況を話してもらうことにした。



はだけたカッターシャツを直してもらって、またベットに横になる。





「茅柴。本当に無理してないよな?俺だけ先走ってないよな?」


「それを確かめるから、お試しなんでしょ?無理してないよ。少しずつ朔くんのこと知っていって、嫌いになれば言うから」


「え、嫌いになることあるの?」


「例えばの話!」





さっきまであんなに強気で私に攻めてたのに、途端に不安になってあたふたして、子どもみたいだった。