ときめきにとどめを差すように、下から掬うように唇を塞がれる。
「……んぅっ」
肩ひもをずり降ろされ、露わになった部分にキスを落とす。
そして胸元の傷跡にはいっそう優しく慈しむようなキスを。
「脱がしがいがあっていいな、これ」
琥珀くんの声が余裕たっぷりに笑ってる。
けど私は、指と唇から与えられる刺激に、立っているので精いっぱいで。
ランジェリーの裾を千切れそうなほど強く握る。
触れられるだけで、琥珀くんから快感を教え込まれた肌は熱を帯びていく。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…