そしてやってきた金曜日。

学校が終わると、私は太陽に連れられ、太陽の家に向かった。


パーティーに行く前に、お着替えやメイクをしてもらうことになってる。

そしてそれらは全部、太陽のお母さんが準備してくれてる。

おんぶにだっこ状態だけど、パーティー用の服やメイク道具を持っていないから、正直とってもありがたい。


まるで着せ替え人形みたいにドレスを着せられ、メイクを施され……。

そして数十分後、ドレッサーの鏡には、お召かしをした見慣れない少女がいた。