「私がみんなと食べたいってお願いしたの…‼︎桜ちゃん達は何も悪くないです…‼︎」



気づいたら立って叫んでた。



静まり返る教室。





「あっ‥ごめんなさい…」

そして何故か謝る私。




「てか冗談だし。冗談も通じないんかな、前川には」


ズキンッ



胸が痛くなった。




「幸せアピールがウザイよね」


ひそひそ声程度の声量だけど、全部聞こえる。







やっぱり何も変わってない。


私も変わってない。




私なんか、場違いなんだ。



私なんか…






「あんたらねぇ…!!!!」



「余計なお世話」



桜ちゃんの声に覆いかぶさるように聞こえた大好きな声。