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買い物を済ませて家に帰ってきた。


お母さんと鈴原くんと3人で。



「用意出来るまでゆっくりしててー」

「いえ、俺も何か手伝わせてください」

「いいのいいの!テレビでも見ていてね♪日和、こっち手伝って」

「はーい」



鈴原くんがウチにきたのは2度目。

まだまだこの状況に慣れない。



「じゃあお言葉に甘えます。ありがとうございます」



鈴原くんがリビングでテレビを見ている。

なんだか夢のよう。





3人で他愛のない話をしながら夜ご飯の準備を進めていく。


テレビが思ったより面白くて、私はついついテレビが気になって準備の手が止まりお母さんに怒られる。

そんな様子を見て鈴原くんは笑っている。


ずっと続いて欲しいと願ってしまう、すごく穏やかで幸せな時間。