無事に本を返して一安心。。。


では、ないかな。


鈴原くん、なんか怒ってるかな?
図書館の事話せてなかったからかな。



「お腹空いたよなー!何か食いに行こっか♪」

え!?
3人で!?

この雰囲気の状態で!?


「あ…私は…」


「え?日和ちゃんも行きたい?そっかそっかー♪」


ちがーう!!!


「もちろん悠も行くよな?」


「あぁ」


足立くん、何考えてんのー!!??


半強制的に3人でランチをする事になった。




「ここにしよ」

鈴原くんが決めてくれたお店は、前から私が気になっていたカフェ。


「日和、来たいって言ってたやろ?」


ドキンッ

前にチラッと話しただけなのに、覚えてくれていたんだ。


嬉しい。


「うん。ありがとう!」



むにっ

鈴原くんの右手で両頬を挟まれた。



「そんな可愛い顔、彗に見せんといて」


触れられてる頬が熱くなる。

ドキドキが加速する。




「あの〜俺いるの覚えてる?」


はっ!!!

急いで鈴原くんから離れる。


「カフェ入りましょっか!」


足立くんに見られてたなんて恥ずかしい!
私は先にカフェに入った。



「見せつけてんの?」

「そうやったら何?」

「べっつにー♪」




メニューを見て激しく悩み中。
さっきまでの恥ずかしさなどは、もうすっかり忘れていた単純な私。


「俺はオムライス」

「鈴原くん、やっぱりオムライスなんだね」

「日和が作ってくれたやつが1番やけどね」


またさらっとこんな事を言う。

なんだか今日の鈴原くんは、、少しいつもと違う。