なんとか居残りを終えて帰宅。


あぁー!!
誰かに相談したい!!

ってか、本当は日和に聞いてほしい。。


でも、さすがに加藤の好きな子に相談は出来ないよね…。




プルルルル…


「もしもし?」

「いきなりごめん。今いける?」

「あぁ、どうした?」

「ちょっと相談があるんやけど…」

「久々やん、お前が俺に相談なんて」

「そうやっけ?」

「んで、どうしたん?」


私は悠に電話をかけた。

悠の言う通り、何か相談するのは久々かもしれない。
悠、怪我とか引っ越しとかあったしなぁ。



「加藤の事やねんけど…」

「うん、何かあったんか?」


加藤の事を話そうとするだけで緊張する。


「遊園地行った日にさぁ…観覧車で加藤に告白してん」

「ゴフッ!!!」

何か飲んでいたのか、悠がかなりむせている。