「日和ちゃん、顔真っ赤。可愛いねー♪」


そう言って足立くんが私の方へ手を伸ばす。




パシッ

「触んな」

その手を止めたのは鈴原くん。



「あらあら。独占欲が強いねぇ〜」


足立くんはパッと手を振り払い

「今から朝の小テスト始まるぞ?お前ら2人とも遅刻で受けらんなくなるぞ」


そう言って教室へと歩いていった。




小テスト!!!!!


「「忘れてたーー!!!」」




私たちは急いで教室に向かった。