「あんただったらモテるだろうし他でも見つけられるだろ?なんで日和を…」



日和は多く言わなかったけど、中学の頃だいぶ辛かったはず。

もう2度とあんな思いをさせたくない。
傷ついてほしくない。



幼かった俺ももう高一。
あの頃守れなかったからこそ、今は—…!!!



「日和の事、めっちゃ大事なんやな」

「は?そんなんじゃねーし」


なんか見透かされているようでコイツは苦手。




「俺が守るから安心して」




力強い言葉。

きっと本音だろう。



でも、そんな簡単に認めたくねぇ!




「守るのは俺なんだよ」



見定めてやる。


コイツが認められる奴がどうか。