あなたがいなくなった部屋

ぽっかりと心に穴があいた気分


この場所は

一人の私には広すぎるみたい

ほら
私のとなりは
君が埋めてくれなきゃ埋まんないよ?


だから

ねぇ、いなくなんないでよ…


『好きだ』『愛してる』

何回も言ってくれたよね

あれね、ほんとに嬉しかったんだ


『私も誰かに必要とされてるんだー!』ってばかみたいにはしゃいで喜んで

『私も一緒、めっちゃ好き』

そのときにみせてくれた笑顔、あれ、嘘だったのかな?


私じゃない他の女<ひと>といる君は

私にみせないような優しい表情してさ

私に言わないような愛の言葉を囁いてたんだ

この世界に二人しかいないみたいな雰囲気まとって

二人が二人のことだけみてた