「君の運命に幸あれ。神の定めが,君を祝福しています様に」



祈りが私を抱き締める。



(大丈夫よお義父様。私はお義父様のように,正しさを見失わない人間を志して生きてきたんだから)



お義父様はまた私の頭を撫でて,もう寝なさいと私を部屋に帰した。