久我くんの笑顔は、みんなを惹きつけるような明るい笑顔。
私も、そのうちの一人なんだなぁと、改めて思う。
綺麗な金色の髪の毛は、全然チャラいとかじゃなくて、自然な金色で、目は本当に引き込まれてしまうくらい綺麗。鼻筋も通っていて、もう本当に 美 が良く似合う顔立ちをしている。
「…えっと、俺の顔に、なにか着いてる?」
顔を少し赤らめながらそう私に聞いてきた。
わ、私、ついじっと久我くんの顔見つめちゃってた...
「う、ううん、久我くんって、すごい顔整ってるなぁと思って。ごめんね!じっと顔見つめちゃって!」
って、これってなんかすごい気持ち悪い人みたいにならないかな...
「あ、そうなんだ、そう言ってもらえて嬉しいなぁ」
少し照れくさそうにそう言った久我くん。
...
......
.........
............
なんだろう、すごい気まずい...
心なしか、いつもより自分の心臓の音がはっきり聞こえるような気がする。
「えっと、じゃあ職員室に行こっか。」
そんな気まずい空気の中、久我くんが廊下の方向を指さし、ニコッと微笑んでそう言った。
「あ、そうだね!」
私も久我くんの所へ行き、一緒に教室を後にし廊下に出た。
「あ、そうだ。久我くん、最近なんか暴走族の人達が暴れてるって話、聞いた事ある?」
私がそう聞くと、久我くんの表情が少し険しくなる。
「うん。最近そう言うのよく聞くよね。この前だって、3年の先輩が襲われたって噂だし。」
え、そうなの...?!
知らなかった...
「でも、もうすぐ落ち着くと思うよ。」
え?
さっきとは違って、久我くんの声がすこし低くなる。
もうすぐ落ち着く...?
どういう事だろう...
「松田さん、職員室着いたよ。」
久我くんが言ってたことの意味を考えていたら、どうやら職員室に着いたらしい。
「わ!本当だ!ここまで着いてきてくれてありがとう!久我くん!」
そう言うと、「お礼なんて要らないよ」と紳士的な対応をしてくれた。
なんか、こう見ると王子様みたいだなぁ...
そう思い、職員室のドアを3回ノックしてドアを開ける。
「2年の松田です。酒井(サカイ)先生いらっしゃいますか」
そう言うと、奥の方から「は〜い」と陽気な声が聞こえてきた。
私も、そのうちの一人なんだなぁと、改めて思う。
綺麗な金色の髪の毛は、全然チャラいとかじゃなくて、自然な金色で、目は本当に引き込まれてしまうくらい綺麗。鼻筋も通っていて、もう本当に 美 が良く似合う顔立ちをしている。
「…えっと、俺の顔に、なにか着いてる?」
顔を少し赤らめながらそう私に聞いてきた。
わ、私、ついじっと久我くんの顔見つめちゃってた...
「う、ううん、久我くんって、すごい顔整ってるなぁと思って。ごめんね!じっと顔見つめちゃって!」
って、これってなんかすごい気持ち悪い人みたいにならないかな...
「あ、そうなんだ、そう言ってもらえて嬉しいなぁ」
少し照れくさそうにそう言った久我くん。
...
......
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なんだろう、すごい気まずい...
心なしか、いつもより自分の心臓の音がはっきり聞こえるような気がする。
「えっと、じゃあ職員室に行こっか。」
そんな気まずい空気の中、久我くんが廊下の方向を指さし、ニコッと微笑んでそう言った。
「あ、そうだね!」
私も久我くんの所へ行き、一緒に教室を後にし廊下に出た。
「あ、そうだ。久我くん、最近なんか暴走族の人達が暴れてるって話、聞いた事ある?」
私がそう聞くと、久我くんの表情が少し険しくなる。
「うん。最近そう言うのよく聞くよね。この前だって、3年の先輩が襲われたって噂だし。」
え、そうなの...?!
知らなかった...
「でも、もうすぐ落ち着くと思うよ。」
え?
さっきとは違って、久我くんの声がすこし低くなる。
もうすぐ落ち着く...?
どういう事だろう...
「松田さん、職員室着いたよ。」
久我くんが言ってたことの意味を考えていたら、どうやら職員室に着いたらしい。
「わ!本当だ!ここまで着いてきてくれてありがとう!久我くん!」
そう言うと、「お礼なんて要らないよ」と紳士的な対応をしてくれた。
なんか、こう見ると王子様みたいだなぁ...
そう思い、職員室のドアを3回ノックしてドアを開ける。
「2年の松田です。酒井(サカイ)先生いらっしゃいますか」
そう言うと、奥の方から「は〜い」と陽気な声が聞こえてきた。