人が沢山いる空間から抜け出し、ようやく安心して話せる空間に来た。
「恵麻、久しぶり。」
さっき女の子たちに対して放った口調とは違う、優しい口調。
これが、私の知っているりゅうちゃん。
「りゅうちゃん!学校来てくれたんだね!」
「俺も休みすぎてもうすぐ単位ヤバいって担任から言われて。」
「そっか!ふふっ、りゅうちゃんがいてくれたら私安心だなぁ…!」
「今日から俺がいるからっ!」
そう元気よく言ったりゅうちゃん。
なんだか、ワンちゃんみたいだなぁ…うふふっ
この人は、りゅうちゃんこと甲田龍騎(コウダリュウキ)。幼稚園の頃から一緒の幼なじみです。
生まれつきの薄い茶色の髪の毛で、本当はふわふわなんだけど、多分今はワックスをつけているのかな?センター分けのような髪型。目はキリッとしていて眉毛はお母さんも褒めるくらいすごい整っているんだ。
昔は泣き虫で可愛かったんだけど、今は…
「ん?どうした?そんな見つめて。」
「あ、いや、なんでもない!」
パッと見ると細身なんだけど、しっかりよく見ると筋肉がよく付いているなぁ、と思った。
背も、1年前よりも大きくなってる…?
「…恵麻、ちょっと恥ずかしいんだけど」
すると、りゅうちゃんは徐々に顔を赤らめ、恥ずかしそうに笑いながらそう言った。
あ…少し見つめすぎちゃった
「ううん。りゅうちゃん、前見た時よりも背大きくなったなぁ…って!」
りゅうちゃんの目線に合うように背伸びを…と思ったけど、りゅうちゃんの背が大きすぎて、頑張っても胸らへんまでしか届かない…
「っ…それは可愛すぎだろ…」
「恵麻、久しぶり。」
さっき女の子たちに対して放った口調とは違う、優しい口調。
これが、私の知っているりゅうちゃん。
「りゅうちゃん!学校来てくれたんだね!」
「俺も休みすぎてもうすぐ単位ヤバいって担任から言われて。」
「そっか!ふふっ、りゅうちゃんがいてくれたら私安心だなぁ…!」
「今日から俺がいるからっ!」
そう元気よく言ったりゅうちゃん。
なんだか、ワンちゃんみたいだなぁ…うふふっ
この人は、りゅうちゃんこと甲田龍騎(コウダリュウキ)。幼稚園の頃から一緒の幼なじみです。
生まれつきの薄い茶色の髪の毛で、本当はふわふわなんだけど、多分今はワックスをつけているのかな?センター分けのような髪型。目はキリッとしていて眉毛はお母さんも褒めるくらいすごい整っているんだ。
昔は泣き虫で可愛かったんだけど、今は…
「ん?どうした?そんな見つめて。」
「あ、いや、なんでもない!」
パッと見ると細身なんだけど、しっかりよく見ると筋肉がよく付いているなぁ、と思った。
背も、1年前よりも大きくなってる…?
「…恵麻、ちょっと恥ずかしいんだけど」
すると、りゅうちゃんは徐々に顔を赤らめ、恥ずかしそうに笑いながらそう言った。
あ…少し見つめすぎちゃった
「ううん。りゅうちゃん、前見た時よりも背大きくなったなぁ…って!」
りゅうちゃんの目線に合うように背伸びを…と思ったけど、りゅうちゃんの背が大きすぎて、頑張っても胸らへんまでしか届かない…
「っ…それは可愛すぎだろ…」