っていうか久しぶりにきあらちゃんに会ったらあの子金髪になってた。
『えっ、どうしたのその髪!』って言ったら『三波様とおそろい』とか言われちゃってびっくり。
私がいない間にいつの間にか響様推しから三波様推しに乗り換えたみたい。
ん?
いや、そういえば元々はきあらちゃんお兄ちゃんのこと多分ガチで狙ってたっぽかったよね?
それを私が結婚するからだめだよ、って言って諦めてもらった訳で……
じゃあ……
もしかしてきあらちゃん三波くんのことは推しじゃなくてガチで狙ってる……?ってことになるのかな?
そこのところどうなんだろう。
まぁでも!きあらちゃんの恋は実って欲しいし!
ちょっとサポートしてあげようっ。
「明日三波くんもうちに呼びなよー」
「あ? やだよ。てか俺ら明日居残りだし」
「居残り?」
「あぁ、教師から目付けられてんだよ。留年したんでね」
「えっ!?りゅっ、留年!? なんで!?」
じゃあもう1回高校2年生やり直してる、ってこと!?
びっくりして声が上ずってしまった。
「誰のせいだと思ってんだよ…ったく」
「いてっ」
コツン、と私の頭を小突くと家の鍵を開けて、ため息混じりに中に入っていった。
「中学生はいいよな、多めに見てもらえて。お前のせいで俺はもうくたくたなんだよ!バカ」
「ばっ!? バカって言った方がバカだもん!バカ!」
『えっ、どうしたのその髪!』って言ったら『三波様とおそろい』とか言われちゃってびっくり。
私がいない間にいつの間にか響様推しから三波様推しに乗り換えたみたい。
ん?
いや、そういえば元々はきあらちゃんお兄ちゃんのこと多分ガチで狙ってたっぽかったよね?
それを私が結婚するからだめだよ、って言って諦めてもらった訳で……
じゃあ……
もしかしてきあらちゃん三波くんのことは推しじゃなくてガチで狙ってる……?ってことになるのかな?
そこのところどうなんだろう。
まぁでも!きあらちゃんの恋は実って欲しいし!
ちょっとサポートしてあげようっ。
「明日三波くんもうちに呼びなよー」
「あ? やだよ。てか俺ら明日居残りだし」
「居残り?」
「あぁ、教師から目付けられてんだよ。留年したんでね」
「えっ!?りゅっ、留年!? なんで!?」
じゃあもう1回高校2年生やり直してる、ってこと!?
びっくりして声が上ずってしまった。
「誰のせいだと思ってんだよ…ったく」
「いてっ」
コツン、と私の頭を小突くと家の鍵を開けて、ため息混じりに中に入っていった。
「中学生はいいよな、多めに見てもらえて。お前のせいで俺はもうくたくたなんだよ!バカ」
「ばっ!? バカって言った方がバカだもん!バカ!」