はぁ、私こんな所で何してるんだろ。


そう思いながらドリンクを淹れていると

「紬?」

と声をかけられて振り返ってみれば椿がいた。

紬「椿」

椿「お前、こんな所で何してんだよ」

紬「合コンに誘われたんだー。」

椿「嘘だろ。それで合コン行ったのか?」

紬「うん」

椿「オレ、友達と来てるんだ。もう帰るんだけどお前も一緒に帰らないか」

紬「え?どうして?」

椿「お前、気づいてないのか。今にも泣きそうな顔してる。なんかあっただろ」

紬「そんな事ないよ、大丈夫だよ」

椿「嘘つけ、お前の部屋どこだよ」

紬「ちょっと待って!椿!」

私の持っている部屋の札を取り私達の部屋に行った。

私は、部屋の番号を忘れたり、迷うことがあるから部屋の札を持ち歩いていた。

椿「ここだな。入るぞ」

紬「ちょっ!椿!」

そう声を掛けたけど遅かった。