私は、椿と別れてから楓に電話をした。

紬「もしもし?楓?紬です」

楓「あぁ」

紬「話したいことあるんだ。いつもの場所で待ってる」

そう言って電話を切った。

いつもの場所ー。

それは、私の家の小さな基地みたいな場所。

3階の物置に小さな基地のような場所を楓と一緒に作った。

私が高校1年生の夏まで二人でよく使ってた場所。

お互いに何かあると楓が私の家に来たりしていて誰にも邪魔されない場所だった。