椿「はっ、そう言うことか。紬があそこで泣きそうな顔して立ってたのは」

見られてしまった。

そう、楓が楽しそうに美咲ちゃんと話している所を。

正直辛かった。

どうして?

どうして、他の人にもそんな顔するの?

私を見てくれないの?

だったら、椿に任せよう。

もう疲れた。

その時私の何かが切れた気がした。

優「君は?紬ちゃんと知り合いかな」

椿「部外者は黙ってろ」

そう言うと椿は楓の方へと向かった。

紬「ちょっ、椿!」

椿「兄貴、見損なった。こいつの気持ち分かっててここに居るとか最低だな。こいつ連れて帰る」

楓「…分かった。俺が口出しできることじゃない」

椿「チッ、そうやって逃げて後悔だけしてろよ。クソ兄貴」

「紬、行くぞ。」そう言われて私はカラオケを後にしたー。

私は言われるがまま、椿に着いて行ったー。