ガラスの壁が印象的な、広くてお洒落なエレベーターに乗って、理音さんを先頭に、私たちは目的のフロアに降り立った。



流石は高級ホテルのレストランビュッフェ。



天井には無数のダイヤモンドで飾り立てられたような豪華なシャンデリア。



壁全体は景色を一望できる大きなガラス窓になっていて、床は埃一つ落ちていない、丁寧に磨き上げられたアイボリー色の大理石。



部屋の中央には、豪華な料理やスイーツがずらっと並べられた楕円形のビュッフェ台。


なんと、バーカウンターまである。



本日2度目の、『普通の女子高生が来る場所じゃない』高級感あふれる大人びたこの場所に、若干の居心地の悪さを感じつつも、スタッフの人に窓側のテーブルに案内された。