あぁもううるさいな〜ぁ
なんで話しかけるのよ
無視しよ

「」の前に名前を書きます

朝「おい! 無視するな」
夕「話を聞けよ!」

あぁうるさいうるさい(怒)
瑠「なに?」

朝「お前また蘭のこといじめてるんだってな」
はぁどうせ違うって言っても信じてくれない
あっどうしてこうなったか説明するね

これは私が転校してきたときの話
前の学校には族の仲間しかいなかったんだけど
ある日
先「斎藤、お前いい体しているよな」
瑠「やめてください!」
先「ちょっとだけだからな」
瑠「だからやめろって言っているだろっ」
って殴ったの
それで校長から笑顔で退学って言われて
ここの学校に転校してきたの
もちろん地味だからいじめられそうでしょ?
まぁしっかりいじめられたんだけどそんなときに助けてくれたのが蘭龍総長の優雅だった
優「大丈夫か?」
瑠「はい、大丈夫です。ありがとうございました。」
って言って立ち去ろうとしたの
だって私、四龍の総長だから敵でしょ
なのに
優「お前、名前は?」って言われたから
瑠「人の名前を聞く前に自分の名前を言え」
だっていくら敵でも私、あなたの名前、興味ないから知らないんだよ
優「俺の名前は優雅だ」
優「お前、面白いな。俺のこと知らない奴がいたんだな」
はぁ〜!お前なに言ってるの!意味わかんない!
気がついたら屋上に連れて来られてた
最悪!イライラしていたら
優「お前、俺等の姫になれ、もちろん拒否権はないぞ」
なに言ってのお前
瑠「嫌だ」
蘭龍「っえ、断った!」
優「なんで嫌なんだ?」
瑠「あんたたちの名前知らないし、族に興味ないの」
朝「僕の名前は朝陽だよ!夕陽の双子の兄!よろしくね」
めっちゃ可愛い〜!
夕「僕の名前は夕陽、朝陽の双子の弟、僕は嫌だ」
うん、それが普通だよね
勇「私の名前は勇人です、よろしくお願いしますね」
っえなんで?
陣「.....。」
勇「陣っしゃべってください!はぁ〜彼は陣です。女嫌いなんですよ」
陣「お前嫌だ。消えろ!女なんて信じる気ない」
夕「ほんとだ。はやく消えろ!」
あぁもううるさい
私だってこんなところ居たくないし
あぁそうだ!媚びればいいんだ
さっき普通にしゃべったよね
どうしようどうしよう
優「で、お前の名前は?」
もうしょうがない
瑠「私は斎藤 瑠璃、お願いだから私に関わらないで」
朝「なんで?」
瑠「あんたたちが大嫌いだから」
 「もういいでしょ、さようなら」
優「絶対、姫にするからな、瑠璃」
そう小声で言っていたのは瑠璃も知らない