「ありがとうございます。」

そう言うとニッコリと笑うカズさん。


するとまたまたチャイムが鳴る。

「おじゃましま~す」

「雅くん!」


てっきりもう少し後に来ると思っていた雅くんがリビングに入る。

「あ、芽依ちゃん久しぶり。おめでとう。」

「ありがとう。」

雅くんもすぐに、カズさんの隣の欄に記入してくれる。


「2人とも、改めておめでとう。涼太、もう芽依ちゃん泣かせんなよ。」

「おう。」


涼太くんを見ると、真剣な顔をしていた。

「ていうかカズさんもいたんだね!」

「そうよ~雅がもう1人の証人だったとは思わなかったけどね。」

「俺はマストでしょ。」