ユズリハ アオ ミナミ ナコ
物書き「杠葉 葵」本名を「巳波 奈琴」という。
「奈琴〜入試の出来どうだった?私まじでやばいかも。」
ムカイエ ミハル
彼女は向家 心晴。
幼稚園の頃からの付き合いの親友。
「私も受かってるか分からないけどできるだけのことはやったと思う...!」
心晴とは進学先の高校がちがうから今みたいに会える機会は少なくなるかもしれない。
でもそれでもこの絆がなくなることはないんだと思う。
「...あのさ、奈琴。」
ぼーっと考えごとをしていたら心晴が言いにくそうな苦い顔で私を見ていた。
「ほんとに諦めるの?」
あぁそのことか。
「ほんとだよ。嘘じゃない。」
そっか。
一言口にして心晴はまた黙り込んだ。
物書き「杠葉 葵」本名を「巳波 奈琴」という。
「奈琴〜入試の出来どうだった?私まじでやばいかも。」
ムカイエ ミハル
彼女は向家 心晴。
幼稚園の頃からの付き合いの親友。
「私も受かってるか分からないけどできるだけのことはやったと思う...!」
心晴とは進学先の高校がちがうから今みたいに会える機会は少なくなるかもしれない。
でもそれでもこの絆がなくなることはないんだと思う。
「...あのさ、奈琴。」
ぼーっと考えごとをしていたら心晴が言いにくそうな苦い顔で私を見ていた。
「ほんとに諦めるの?」
あぁそのことか。
「ほんとだよ。嘘じゃない。」
そっか。
一言口にして心晴はまた黙り込んだ。