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そんなこんなでアパートに着き、私の部屋の前まで来た。

ため息をはいた後、ずっと何かを思案するように無言だった流星。

まあここで別れるし、私には関係のないことよね…と思って、送ってくれたお礼を言おうとしたとき。


「——愛華様。少しよろしいでしょうか」

「?? ええ、もちろん。なぁに?」

「このアパートの隣に引越しますね」

「はい??」


え、何言ってんのこの人。ヤバくない??


……おっと口調が戻ってきた、、。慣れてきたのかな私も。というか、今の私に適応してきた?って感じ

まあ、今のは聞き間違いだよね私の。そうじゃなきゃヤバいよこの人。サラッとすごいこと言ったよ。


「ですから、このアパートに引越しますとお伝えしましたのですが」

聞き間違いじゃなかった。

なんで??