そんな感じでボケーっとツッコんでると、流星が動いた。


「はっ……⁉︎」
ボゴッ
「カハッッ……!!!」


不良共には流星が消えたように見えたはずだ。そのくらい速かった。

だから、消えたヤツがいきなり目の前に迫っていて驚愕した。
一音発したその瞬間には、はいKO。


「「「「え………」」」」

1人やられたのを見て、現実を理解できずに呆然と突っ立っている不良(カス)共。


「——おい。コイツみたいにヤられたくなかったら今すぐ失せろ。二度と、俺達の前に現れんじゃねぇぞ…?」

「「「「ヒッ……!す、すみませんでした!!!」」」」


わー。息ぴったり〜。
そしてさっきの威勢はどこに行った??

で、ダダダダーーっと去っていった。