前を向いてしまった、後ろ姿は、


少し猫背の背中で小さくて退屈そうな姿に可愛く感じて、
思わずちょっかいをかけたくなってしまった俺は、




雫の背中に指で文字を書いた、

それに反応した雫は、



「ちょっと、暇ってなによ?!」


そう言っては、って言うか、こそばいからやめてよね!そう言いながらも、どしたの?なんて優しく聞いてくれる。



そんなの一つしか無い………


そう思っていても、


「その通り暇なの」

そう言うと、暇だけでいちいち呼ばないで!



そう言ってまた前を向く、