ここから皐月くんの説教が始まってしまって、
気付けば海人くんは、黙って真剣にお勉強を頑張っていた。
「あ、美羽ここまた間違ってるよ!ここの式はxを代入して…」
「あ、そっか!わかった、こう?」
「そう!正解!」
「雫ちゃんありがとう!」
ニコッと笑った美羽の笑顔はそれはそれは可愛くって、
「美羽かわい…」
抱きつこうとしたところを、私の隣に座っていた皐月が止める。
「ちょっと、なにするのよ!」
「変態オーラ全開だったから」
嫌味満載で言ってくる皐月は、そう呟くと、
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…