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「どーしよう!これで送ろうかな?いや、送らないとこう!いや!でも!!」





プールへ行って、早1週間が経った頃、我慢して我慢して、もう待てなくなってしまった私は、皐月と約束をしたことを思い出して、
メッセージを打っては、送信ボタンが押せないままでいた。





「あー、皐月は私に会いたくないのかなーーー」





そう叫んだ時、




♪♪♪




メッセージを知らせる音楽が流れて、携帯を見ると、





“皐月“


からだった。




「え?!運命?」



ワクワクしながらメッセージを見ると、



“今から会えない?“




そのメッセージに、すぐに“会えるよ!“って送信した。





♪♪♪



“雫の家の近くの公園で待ってる“



そうメッセージが届いて、急いで準備して公園へと向かう。