***** 「あ…いった…ってここは…家?」 起きた時には、自分の家のベットに入っていた私は、 スポーツ大会のことを思い出す。 「あー!!私ってばなにやってんだろう!!」 ガチャッ。 「雫大丈夫なの?熱測ってみなさい。」 私の大きな声を聞いて、お母さんが慌ててやってきては、そう言ってきた。 ピッ。ピピッ。 「げっ38.4」 「あら、風邪ね、ゆっくり休んでなさい」 そう言って出て行ったお母さん。