そんなとある日、


「美羽今日の放課後空いてる?」


「雫ちゃんごめん、今日委員会があって…また今度でもいいかな?」


申し訳なさそうにする美羽に明るく、



「全然いいよ!頑張って」

そうエールを送ると、


「ありがとう!」




キュルンッ。



天使スマイルが炸裂して心臓に手を当て膝をつくと、



「なにしてんの?」


そんな声が上から落ちてきて、顔を上げると、