お金はあるし、カラオケ代は私が払って、そしたらお礼になるかな?

「アタシも音痴だから大丈夫よ。楽しければいいじゃない。さて、そうと決まれば行くわよ♪」

駅前のカラオケ店へ。

「いらっしゃいませ〜。2名様ですね。」

受付、こんな感じになっているのか。
フリータイムとか、色々あるみたいだけどよく分からない。

「お時間はどうなさいますか?」

「どうする?海果ちゃん。」

「えっと、どうしよう…2時間?とか?」

勇里さんは慣れたように機種を選んだり、店員さんの質問にスラスラ受け答えをしてる。すごいなぁ。かっこいい。