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Nさん

こんにちは。

今日は勇気をだそうと決心しました。

Nさんともっと繋がっていたいと願ってしまいました。

もっと近くでNさんを感じていたいと思いました。

私なんかがと、思い悩みました。

でも…

私の携帯電話の番号です。

090−9028−6✕✕✕

話すのは苦手なので、ショートメールでも出来たら嬉しいです。

迷惑でしたら、このことは忘れて下さい。
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手紙を持つ手が震えた。

胸が張り裂けんばかりにドックンドックンと激しく鼓動していた。

息遣いが荒くなっていた。

それでも、彼女の気持ちに応えたくて…いや、僕がそうしたかった。

それを望んでいた。

だから僕は携帯電を手に取り、メッセージを打ち始めた。

【櫻井さん

こんにちは。

手紙を拝見してメッセージを送らせてもらいました。

とても嬉しかったです。

涙が出るくらい嬉しかったです。

飛び跳ねたいくらい幸せです。

ありがとうございます】

直ぐにメッセージを送った。

すると1分もしないで返信がきた。

【Nさん

おはようございます。

まさか、こんなに早くメールがもらえるなんて思ってもみませんでした。

それに私の手紙が迷惑なんじゃないかって心配でした。

でも、良かったです。

こうしてメール出来るなんて想像もしてなかったから、本当に嬉しいです。

私も今、とっても幸せです】

やったぁ。

彼女とメールをしている。

嬉しくて席についたまま小さくガッツポーズをした。