奈未ちゃんと別れて、控室に戻ろうとすると僕の目の前に小学5、6年生くらいの女の子が現れた。
「こんにちは、お嬢ちゃんどうしたのかな?」
「子供扱いしないで」
「だって子供でしょ?」
「11歳って言ったら立派な大人の女性よ」
「そうなんだ。それは失礼しました」
スゴく大人びた話し方をする女の子だった。
「快斗…」
「急に呼び捨てなんだね」
「快斗、私と付き合って」
「付き合う?僕と君が?」
「そうよ、何か問題でもある?」
「そりゃあるよ。僕は犯罪者になっちゃうからね」
「そんなのどうでもいいの。私はあなたを初めて見た瞬間に一目惚れしたの。だから私はあなたと付き合って恋人になりたいの」
「わかった。君が二十歳になってそれでも僕のことを好きでい続けてくれたなら、恋人にでも何でもなるよ」
「あ〜〜今、言ったわね。私、忘れないから」
「約束するよ」
あと9年もすれば僕のことなんて好きじゃなくなってるだろう。
きっと沢山恋をして大人の女性になってるだろう。
「約束よ。そうしたら快斗のスマホ貸して」
「わかった」
そして僕は彼女の言うがままに自分のスマホを渡した。
すると彼女は、うしろを振り返り僕のスマホを操作し始めた。
「ありがとう。これでいつでも繋がっていられるね」
彼女から返されたスマホを見ると、LINEアプリが開いていて「たかなし♡」が新しく友達追加されていた。
「それわたしの。連絡してね」
「うん…」
「それとおまじないをするから目を閉じてもらっていい?」
「いいけど何?」
「いいから目を閉じて」
「はい、わかりました」
僕は彼女の言うおまじないに付き合って目を閉じた。
「こんにちは、お嬢ちゃんどうしたのかな?」
「子供扱いしないで」
「だって子供でしょ?」
「11歳って言ったら立派な大人の女性よ」
「そうなんだ。それは失礼しました」
スゴく大人びた話し方をする女の子だった。
「快斗…」
「急に呼び捨てなんだね」
「快斗、私と付き合って」
「付き合う?僕と君が?」
「そうよ、何か問題でもある?」
「そりゃあるよ。僕は犯罪者になっちゃうからね」
「そんなのどうでもいいの。私はあなたを初めて見た瞬間に一目惚れしたの。だから私はあなたと付き合って恋人になりたいの」
「わかった。君が二十歳になってそれでも僕のことを好きでい続けてくれたなら、恋人にでも何でもなるよ」
「あ〜〜今、言ったわね。私、忘れないから」
「約束するよ」
あと9年もすれば僕のことなんて好きじゃなくなってるだろう。
きっと沢山恋をして大人の女性になってるだろう。
「約束よ。そうしたら快斗のスマホ貸して」
「わかった」
そして僕は彼女の言うがままに自分のスマホを渡した。
すると彼女は、うしろを振り返り僕のスマホを操作し始めた。
「ありがとう。これでいつでも繋がっていられるね」
彼女から返されたスマホを見ると、LINEアプリが開いていて「たかなし♡」が新しく友達追加されていた。
「それわたしの。連絡してね」
「うん…」
「それとおまじないをするから目を閉じてもらっていい?」
「いいけど何?」
「いいから目を閉じて」
「はい、わかりました」
僕は彼女の言うおまじないに付き合って目を閉じた。