「そんなに大きくなってないよ」
「順調に大きく育ってるよ」
舞香は胸が大きいのを気にしていた。
だからワザと言ってみた。
羨ましいし、贅沢な悩みとしか思えないけど。
それに舞香はいいとこのお嬢様でカワイイし上品だし優しいし胸は大きいし、男子から人気がある。
でも、体育の授業とかで体操服を着ると、いやらしい目で見る男子が沢山いるのも事実で多少は同情の余地はあるような気はする。
制服のままでも胸が大きいのは充分目立ってるんだけど。
「三枝だけど、3日前から学校休んでるんだぞ」
突然、喧嘩してたはずの詩美が私に向かって言ってきた。
しかも、三枝先輩のことを話題に持ってくるなんて、どういう了見なんだ。
「三枝先輩もインフルエンザなんだって。流行ってるよね」
「インフルなんだ…いっ‥言っとくけど、私がうつしたんじゃないからね」
「誰もお前がうつしたなんて言ってないだろ」
「言ってるじゃん!」
「言ってねえって言ってんだろ!」
詩美は私の肩を突き飛ばしてきた。
「何なの!」
頭にきて詩美の髪の毛を掴んで声を荒らげてしまった。
「何すんだよ!」
詩美も私の髪の毛を掴むと力一杯引っ張ってきた。
「痛いなっ。離してよ!」
「お前が離せよ!」
お互いに髪の毛を掴んで言い争っているので、教室の空気が一変してシーンと静まり返ってしまった。
「ちょっと香澄ちゃんと詩美ちゃんやめてよ!」
「詩美が離したら私は離すよ」
「うちだって、コイツが離したら離すよ」
「コイツって言わないでよ!」
「うるせんだよ!さっさと離せよ!」
「イヤだね!詩美が離しなよ!」
「ふざけんなよ、コノヤロー!」
それからも髪を引っ張り合いながら罵りあった。
あ〜〜ホントにムカつく!
「何をやってるの2人とも!やめなさい!」
副担任の玖麗先生が止めに入ってきた。
「順調に大きく育ってるよ」
舞香は胸が大きいのを気にしていた。
だからワザと言ってみた。
羨ましいし、贅沢な悩みとしか思えないけど。
それに舞香はいいとこのお嬢様でカワイイし上品だし優しいし胸は大きいし、男子から人気がある。
でも、体育の授業とかで体操服を着ると、いやらしい目で見る男子が沢山いるのも事実で多少は同情の余地はあるような気はする。
制服のままでも胸が大きいのは充分目立ってるんだけど。
「三枝だけど、3日前から学校休んでるんだぞ」
突然、喧嘩してたはずの詩美が私に向かって言ってきた。
しかも、三枝先輩のことを話題に持ってくるなんて、どういう了見なんだ。
「三枝先輩もインフルエンザなんだって。流行ってるよね」
「インフルなんだ…いっ‥言っとくけど、私がうつしたんじゃないからね」
「誰もお前がうつしたなんて言ってないだろ」
「言ってるじゃん!」
「言ってねえって言ってんだろ!」
詩美は私の肩を突き飛ばしてきた。
「何なの!」
頭にきて詩美の髪の毛を掴んで声を荒らげてしまった。
「何すんだよ!」
詩美も私の髪の毛を掴むと力一杯引っ張ってきた。
「痛いなっ。離してよ!」
「お前が離せよ!」
お互いに髪の毛を掴んで言い争っているので、教室の空気が一変してシーンと静まり返ってしまった。
「ちょっと香澄ちゃんと詩美ちゃんやめてよ!」
「詩美が離したら私は離すよ」
「うちだって、コイツが離したら離すよ」
「コイツって言わないでよ!」
「うるせんだよ!さっさと離せよ!」
「イヤだね!詩美が離しなよ!」
「ふざけんなよ、コノヤロー!」
それからも髪を引っ張り合いながら罵りあった。
あ〜〜ホントにムカつく!
「何をやってるの2人とも!やめなさい!」
副担任の玖麗先生が止めに入ってきた。