昔々のお話です。
あるところに月の国という国がありました。
月の国には王様がおり、ある日の宴で歌を披露した人魚に恋をしました。
どうしても人魚を自分のものにしたかった王様は周りの反対を押し切り、人魚を側室に迎えました。
そして月日が経ち人魚と王様の間に元気な男の子が生まれました。



名は「香具夜」と名付けられました。