私は甘すぎる溺愛から逃れる方法を知らない

恋愛(その他)

海咲雪/著
私は甘すぎる溺愛から逃れる方法を知らない
作品番号
1718215
最終更新
2024/02/26
総文字数
14,369
ページ数
42ページ
ステータス
完結
PV数
36,894
いいね数
29
【この作品は、第9回ベリーズカフェ短編小説コンテスト『溺愛を超えた執着愛』応募作品です】

幼少期の入院生活の記憶で薬が苦手な玲乃は、頭痛がひどいのに薬が飲めないでいる時にある男性に出会う。


「……薬が苦手なんです、とっても。幼少期の記憶を思い出してしまうんです……今も頭痛がひどいのに、薬を飲めなくて」


震えた声でそう言葉を溢してしまえば……


「俺は、高瀬亮弥《たかせりょうや》。26歳。趣味は映画鑑賞とお菓子作り。お菓子作りはちょっと可愛い感じがするけど、結構毎週のように作ってるかな。あとは……」


「あの……!急にどうしたんですか!?」


「俺たち、今から付き合おうと思って」


意味が分からない申し出、でもそれは溺愛という名の執着の始まり。


「なんで、そんなに私に執着するんですかっ……!?」


「君が好きだから。大好きだから。それだけじゃダメ?」


この甘い執着愛から逃れる方法を私は知らない。

[登場人物]
上村 玲乃[うえむら れの]・・・25歳。幼少期の思い出で薬が苦手。
 ×
高瀬 亮弥[たかせ りょうや]・・・26歳。スラっとしたスタイルと整った顔で、女性から人気。玲乃が好き。でも、玲乃に言っていない思い出がある……?

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