「柚菜ー、どこいるのー!
いるなら返事してー!」
柚菜がHRから抜けて数十分。
保健室に柚菜に会いに行っても、柚菜は保健室に行っていないようだった。
流石の柚菜も、カバンとスマホを置いて帰ったりはしないだろうど学校中を探している。
ほとんどの教室を探し尽くした頃、
1番端の空き教室から嗅いだことのある匂いを感じ
た。
柚菜のフェロモンだっ!
もしかしたら発情期かもしれない。
この前感じた匂いよりもずっと強い。
バンっと音が鳴るほど勢いよく扉を開ける。
柚菜は、いた。
でもそこにいたのは、柚菜だけじゃなかった。
赤い顔で横たわる柚菜の前に顔立ちの整った、
黒い髪の男が立っている。
「っ!、柚菜っ!」
近くで見ると、眠っているだけのようだ。
「あんた、柚菜に何したのっ」
真っ赤な顔をして眠る柚菜の前にいる、
βともΩとも違う雰囲気を纏った男。
いるなら返事してー!」
柚菜がHRから抜けて数十分。
保健室に柚菜に会いに行っても、柚菜は保健室に行っていないようだった。
流石の柚菜も、カバンとスマホを置いて帰ったりはしないだろうど学校中を探している。
ほとんどの教室を探し尽くした頃、
1番端の空き教室から嗅いだことのある匂いを感じ
た。
柚菜のフェロモンだっ!
もしかしたら発情期かもしれない。
この前感じた匂いよりもずっと強い。
バンっと音が鳴るほど勢いよく扉を開ける。
柚菜は、いた。
でもそこにいたのは、柚菜だけじゃなかった。
赤い顔で横たわる柚菜の前に顔立ちの整った、
黒い髪の男が立っている。
「っ!、柚菜っ!」
近くで見ると、眠っているだけのようだ。
「あんた、柚菜に何したのっ」
真っ赤な顔をして眠る柚菜の前にいる、
βともΩとも違う雰囲気を纏った男。