「……は?」
今度は私がキョトンとする番。
「だから、俺も最寄り駅が河木都なんだって。」
「……は?嘘だ。」
即座にそう返してしまった。
さっきの唯川朱俐と同じように。
「ね?こうなるでしょ?」
さっきの唯川朱俐と同じ反応をしてしまったせいかドヤ顔を見せられる。
……子供っぽ。
「そーですね。……ってことは、先輩と最寄り駅一緒ってことは六花も?」
数日前に六花から唯川朱俐とは幼馴染だと聞いた話を思い出した。
確か、家も隣って言ってたような…。
「あぁ、そっか。六花と仲良いんだっけ。」
突撃してきたときを思い浮かべたのか、1人で呟いた。
1日が長すぎて忘れてたけど、唯川朱俐が突撃してきたのも今日の昼休みだった。
まじ忘れてたんだけど。